耳抜きを行わずに酸素カプセルを利用すると、段々と耳が痛くなってくることがあります。これは酸素カプセル内の気圧が変わるためで、飛行機で離着陸する際に起こる耳の痛みと同じ事象が起こっています。
ですので耳抜きの方法を覚えておくと良いかと思います。参考までに耳抜きの方法をご紹介します。
バルサルバ法は、耳抜きで最も一般的な方法のひとつです。スキューバダイビングを行う方や、飛行機に搭乗する方がよく利用しています。
・鼻をつまみ、空気が出入りしないようにする
・口を閉じる
・鼻から息を吐くときのように空気を送り込む
方法は、この3ステップです。
フレンツェル法は、少しコツを必要としますが、修得するとフリーハンドでできるようになります。バルサルバ法のような耳に負担をかけるリスクは少なく、安心して行えます。
・鼻をつまむ
・舌の根(奥の部分)を持ち上げる
フレンツェル法の具体的な方法は、この2ステップのみです。舌の根を上顎につけるように持ち上げると、耳管へ空気が送り込まれます。
「耳抜きをしなくても、飛行機やトンネルの中で耳が痛くなったことはない」という方は、実は無意識のうちに耳抜きができている可能性が考えられます。それが、このトインビー法です。
・鼻をつまむ
・そのままの状態でゆっくり唾を飲み込む
以上のように、方法は実に簡単です。唾を飲み込む動作が、自然と耳管を開いてくれます。
以下のような耳抜き以外にできる対策もおすすめです。
・飴を舐める(酸素カプセルに入る前)
・ガムを噛む(酸素カプセルに入る前)
・あくびをする
・耳栓をする
飴やガムを食べると、唾液が多く分泌されます。自然と唾液を飲み込むようになるため、耳抜きのひとつ『トインビー法』が行いやすくなります。唾液を多く出すような、酸っぱい味の商品を選ぶのがおすすめです。
また、多少、お金をかけても良いのであれば、専用のアイテムを活用する手もあります。たとえば空港や一部のドラッグストア、旅行用品の販売店では、気圧の変化対策を目的とした耳栓が販売されています。
酸素カプセルでの酸素補給は様々な効果が期待できます。
酸素を十分に補給するために、当店の酸素ボックスでの酸素リラクゼーションをぜひお試しください。